バンダーアバスおやじ。
僕はイラン人の悪口や文句や汚職警官についての悪評を常に書くように心がけている。そして実際嘘が多い気がした。だがこうして写真を見てみるととても良い奴そうな人も居る。良い人もいるのだ。
バンダーアッバス
自分はずっとバンダーアバスと呼んでいたのだがググったらバンダレ・アッバースが正しいらしい。しかし誤検索に引っかからせるためにわざと間違えておいた()
バンダーアバス 安宿
バンダーアバスにはゲストハウス・ホステルはあるかというと市内の端っこの方にグーグルマップで引っかかるのであるらしいが何か嘘くさい。実際イランの地図のプロットはあまり当てにならない。
誤って何かの文字列が引っかかっただけに見える。
バンダレ・アッバースでは Hostels worldで引っかかるホテルが2020.01現在で0件なので歩き回るしか無い。もちろんイランではBooking.com は使えない。
バンダレ・アッバースは大きな町なので宿泊場所が無いということは無い。ただし安い所を探して歩き回るのはたいそう面倒なので、私が見つけた安めの所を紹介しておく。
最安
1泊700,000 IRR 約700円 個室。
看板ではモーテルを名乗っておりgoogle mapでは Hostel Sahil となっている。繰り返しになるが個室オンリーでホステルではない。
ザ★安宿。それはそれはボロい。
正方形の中庭が中心にありそこを取り囲むように小汚い部屋の小汚いドアが並んでいる。トイレはイラン便所で共用。いかにもトイレのにおいがする。
ベッドはなんと私が入った時には下部の鉄パイプが落下しており、座ろうとしたらマットごとべこっと凹んだ。慌てて立ち上がった。
マットレスには髪の毛や変な粒がおちている。それでもまあいいやという人はどうぞ。ろくでもない安宿なのに天井を見上げると火災警報器は設置。
Wi-fiは無し。フロントはペルシャ語しか話さない。
シャワー場にはゴキブリが出て、そののろまなペルシャゴキを僕はサンダルで踏みつぶした。でも何というか、一度こういうぼろい所に慣れるとボロい部屋に座って塗装が剥がれた壁を隅っこからぼーっと眺めてた方が落ち着くようになるのは何でだろう。しかし流石にゴキを見てしまったので連泊をする気は失せた。要は不潔です。
便所にゴキブリは居のは痛かった。
こんなもんがブッキングコムにあったら間違いなく☆4台だろう。
ホテルが集まる中心部
Qods (Hotel)
泊ってないが、まともな形状をしたホテルの中で一番安いと思われる。
フロントにちゃんと人が居た。安宿って人が居ないことが多くフロントに人がいるのはマトモな証拠だ。英語が分かって割とよさそうな奴だった。
1,800,000 IRR 1800円くらい
あまりにもボロいのは嫌だけど安めがいい人におすすめ。文明的なオーラを感じた。
Atilar Hotel
ここは高級金持ち向け。金を惜しまない人。ただしgoogle の評価が3.4なので値段の割にはそこまで良くないのかもしれない。
4,200,000 IRR
他にも Iran hotel (3つ星ホテルで多分2000だか3000円越えるくらいだとおもう)もあります。
街のみどころ
バンダーアバスは海が大嵐で船が出なくて仕方なく宿泊したのだが冬に来るには温暖でいい場所だと思う。
あの出港しない港には悩まされた。
目立った見どころもないが温かくて普通のなんでもないイランを見られる。
バンダレ・アッバース海岸
海辺で絨毯を敷いてチャイを飲んでいる家族が居た。ヘッダー画像の少年少女がそれだ。お前も飲めって言ってきたので一緒に絨毯に座って飲んみながら見る海。
こんな精神的な贅沢があるか?
浜辺
絨毯
チャイ
海
やべえよこのコンボ。精神的な満たされ具合。目をつぶって想像してほしい。
短い時間だったけど全てがどうでもよくなるね。
浜辺でくつろぐは世界のいたるところで出来るけども、絨毯とチャイを持ってこれるのはたぶんイランだけだろう。(伝わりにくい)
バンダレ・アッバース駅
バンダーアバスでもSnappは使える。もちろん黄色いタクシーでも良い。
市内からSnappで70円から100円ほど 70,000 IRR to 100,000 IRR で行ける。
タクシーが安すぎて路線バスを探すのがアホくさい。駅前までは路線バスが乗り入れている様子は全く見えなかった。
おわりに
昔は値段を聞いて立ち去るの気まずいなという気持ちがあったがそんなのはジャップの幻想だ。もう慣れた。このブログは参考程度にどんどん歩き回って聞いてみるのが良いと思う。
ただバンダーアバスで最安は相場を考慮するとほぼ例のゴキブリボロ宿 -Hostel Shlidで確定であろう。